さよならのドライブ フレーベル館文学の森 2
2012年ガーディアン賞最終候補作 2013年カーネギー賞最終候補作 ※どちらもイギリスの児童文学賞
さよならのドライブ
ひいおばあちゃんの幽霊からおばあちゃん、ママ、そしてあたしへ… つながっていく愛と絆
あたし、メアリー、12歳の女の子。大好きなおばあちゃんが入院しちゃったの。
もう先が長くないって…。おばあちゃんは、小さなときにお母さんをなくした苦い思い出から、
あたしたち家族と別れることに覚悟ができてないみたい。
ある日、心配しているママとあたしの前に、おばあちゃんのお母さんの幽霊が現れて、
「あの子を助けてあげたい」って。
さあ、おばあちゃんを病院から連れ出して、女4人でドライブへ!
ロディ・ドイル |
こだまともこ |
こがしわかおり |
アイルランドのダブリン出身の作家。英語と地理の教師を経て、作家活動に入る。1987年『おれたち、ザ・コミットメンツ』(集英社)でデビュー。1993年『パディ・クラーク ハハハ』(キネマ旬報社)でブッカー賞を受賞。絵本に『おかあさんの顔』(フレーベル館)、児童読み物に『ギグラーがやってきた!』(偕成社)など。脚本家、劇作家としても活躍。 |
東京都生まれ。早稲田大学卒業。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳を始める。創作絵本に『3時のおちゃにきてください』(福音館書店)、翻訳に「ダイドーの冒険」(冨山房)、『ビーバー族のしるし』(あすなろ書房)、「XX・ホームズの探偵ノート」シリーズ、『はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし』(フレーベル館)など多数。 |
埼玉県生まれ。早稲田大学卒業。出版社で児童書の編集にたずさわったのち、本の挿絵から装丁まで幅広く活躍中。絵に『白いおうむの森』(偕成社)、『ぼくたちはなく』(PHP研究所)、『ちいさなおはなしやさんのおはなし』(小峰書房)、『ロップのふしぎな髪かざり』『わらうきいろオニ』(講談社)、『やねうらホテル』(こどものとも/福音館書店)、文に『ココとおおきなおおきなおなべ』(教育画劇)、装丁に『すみれちゃん』(偕成社)など。
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2014年2月23日の「朝日新聞」に掲載されました。
「朝日新聞」“子どもの本棚”のコーナーで『さよならのドライブ』が紹介されました。
「日本児童文学」2014年5・6月号に掲載されました。
「『死ぬこと』『生きること』が独特のユーモアの中でせつなく描かれている」本として紹介されました。
文学の森 2 さよならのドライブ
ロディ・ドイル/作 こだまともこ/訳 こがしわかおり/絵
発行年月:2014年1月
対象年齢:小学校高学年から
サイズ :20×14cm
ページ数:296ページ
ISBN :9784577041000
装丁 :城所潤(ジュン・キドコロ・デザイン)
全国学校図書館協議会選定図書
日本図書館協議会選定図書
第47回夏休みの本(緑陰図書)
メアリーとママは、おばあちゃんのいる病院へ通っている。 ある日、ひいおばあちゃんの幽霊が死を怖がっている娘を助けたいとメアリーの前に現れた。 夜のドライブで再会した母と娘の悲しくも心あたたまる物語。
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