「生きる力」を養い体験にむすびつける観察絵本 どきどきいっぱい キンダーブック3 【2022年7月号】 対象年齢:4歳 5歳 6歳ごろ(年中・年長児向け)
探究心を育み、絵本から実体験へ活動を展開できる年長・年中児向けの総合生活絵本です。
◆ 7月号付録 パタパタうちわ
◆ 表紙の絵から
今月ふたりがやってきたのは果物の国。 浜辺で特大のすいかを掘って、何を作るのかな? マストと果物の旗を立てたら、船ができあがりました。 裏表紙ではみんなで乗り込んで出航です。 あおいくんが、ごほうびにすいかのブローチをもらっていますね。
しゃかい / どうやって とどくの?
◆ ねらい
商品が自分たちのところまでどのように届くかを知らせ、興味をもたせます。
スーパーやお店で商品が並んでいるのを見たことがあるか問いかけてみましょう。 4ページの図を指でたどりながら見ると、自分たちのところにどうやって届くかイメージがふくらみますね。 遠くの街や国からも届くことを知らせ、日本や世界の広さを感じられるとよいですね。
しぜん / むかしの くふう
◆ ねらい
暑い夏に、エアコン・扇風機などがない時代はどのような工夫をしていたのかを見ていきます。 電気を当たり前につかういまの時代と比較しながら、生活の知恵を知らせましょう。
家の前で水を撒いていることに注目しましょう。なぜ水を撒くのかを考え、涼しくなる効果を知らせます。
さまざまな道具について、見たことやつかったことがあるかを問いかけてみましょう。
現代ではどのような工夫があるか見ていきます。 巻末の「パタパタうちわ」を作って風の涼しさを体感したり、 水を実際に撒いてみたときの感じ方の違いを比べてみたりしてもおもしろいですね。
おはなし / また あおうね
◆ ねらい
水生昆虫が減少していることを伝えます。 環境問題を考えるきっかけにし、自然をたいせつにする気持ちを育みます。
なぜ虫が減ってしまうのかを考えてみましょう。 どのようにしたら環境を守れるのか投げかけ、お子さまが実際に虫とふれ合ったときの気持ちや、 環境のために自分ができることを共有してみましょう。
★ほかに、くふう はなのいのちをすくえ!、けんこうとあんぜん ふくをしまうとき、ぎょうじ おぼん、 などが掲載されています。
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