ライジング父さん
ある日、父さんがたおれた。
父さんは、どうなるんだろう ―
ぼくらは、どうなるんだろう ―
おしつぶされそうな不安の中、ぼくは石を並べはじめた。
父親という存在と向き合い、自分を見つけはじめる少年の成長を描く。
くすのき しげのり 初の長編作品。
ぼくらのことをいつも守ってくれる父さん。
誰よりもたよりになる父さん。
ぼくがたずねることは、何でも知っている父さん。
ぼくの中で、夏の太陽のように輝いていた父さんが、たおれた。
不安に押しつぶされそうになりながらも、
父親の回復を信じて待つ、少年の心の成長を描きます。
くすのきしげのり |
徳島県生まれ。『おこだでませんように』(小学館)が2009年全国青少年読書感想文コンクール課題図書に選ばれ、第2回JBBY賞(バリアフリー部門)を受賞。『ふくびき』(小学館)『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)「もぐらのサンディ」シリーズ(1)〜(4)(岩崎書店)『あたたかい木』(佼成出版社)『えんまのはいしゃ』(偕成社)『みずいろのマフラー』(童心社)『ええところ』(学研)など多くの絵本作品がある。 |
松成 真理子(まつなりまりこ) |
大阪府出身。『まいごのどんぐり』(童心社)で第32回児童文芸新人賞受賞。絵本に『トイレせんちょう』(フレーベル館)『じいじのさくら山』(白泉社)『くまとクマ』(童心社)『ぼくのくつ』(ひさかたチャイルド)『ころんちゃん』(アリス館)『こいぬのこん』(学研)『たなばたまつり』(講談社)『ひまわりのおか』(岩崎書店)などがある。読み物に『にんじんぎらいのうたこさん』(フレーベル館)などがある。 |
毎日小学生新聞に掲載されました 2013年1月20日(日)毎日小学生新聞の新刊コーナーで『ライジング父さん』が、 父親という存在と向き合う、少年の成長が描かれた本として紹介されました。
ライジング父サン くすのきしげのり/作 松成真理子/絵
発行年月:2012年11月 定価 :1,300円(税別) 対象年齢:小学校高学年から サイズ :22×16cm ページ数:192ページ ISBN :9784577040621
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