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商品コード : BN912

製造元 : フレーベル館

価格 : 410円 (税込)

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たくさんの「会話」や「ふれ合い」が生まれる　スキンシップ絵本　ころころえほん【2023年12月号】どんどこおなべちゃん

どんどこおなべちゃん
たくさんの「会話」や「ふれ合い」が生まれる　スキンシップ絵本
ころころえほん【2023年12月号】
対象年齢：1歳 2歳 3歳ごろ

熱々のおでんをおばあちゃんに届けようと、おなべちゃんは張り切って出発！
でも途中、おでんの具材たちからいろいろな不満が出て……。
果たして無事におつかいができるでしょうか？
食欲をそそる、食育にぴったりの絵本です。

作・絵／ふくだじゅんこ

初めて出合うスキンシップ絵本ころころえほん2023年12月号　どんどこおなべちゃん

たまごや昆布など、それぞれの具材の名前を伝え、
知っているか、食べたことがあるかなど尋ねてみましょう。
好きなおでんの具や鍋料理を発表してもらってもよいですね。
絵にはコラージュの手法がつかわれています。
綿で表現した湯気など、絵の細部まで楽しんでください。

ふくだじゅんこ

武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。グラフィックデザイナーを経て、絵本づくりを始める。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選（2000年～2002年）、第5回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。絵本に『たまごサーカス』（ほるぷ出版）、『おつきさまはまあるくなくっちゃ！』（大日本図書）などがある。

寒くなってきた冬にぴったりの絵本かと思います。お鍋をする機会も増えてきたので、なじみやすく子供が良い反応でした。

表紙をつまんで口に持っていきもぐもぐしたり、たまごを指さしてパカッと割るマネをしてみたり、お鍋を触った際に私が「あちちだよ」というと熱い動きをします。また、「とっとことんとん」「こんぶじいさん」というフレーズを聞くと、とんとんとんとんひげじいさんの手遊びうたを始めて、毎度こぶじいさんを披露してくれます。5ページと17ページにそのフレーズがあるので、絵本を読む間に2回披露してくれます。子供にとっては手遊びうたの本になっているようですが、それが楽しそうです。最後のページのおばあちゃんが、ぷっくりしたほっぺをしているので、こぶじいさんがいただきますだね！ということにしています。ページのあちこちに猫や花や鳥がいたり、「とっとことんとん」「どんどこどんどん」でスピード感を変化をつけて読みやすかったり、子供が飽きない工夫がたっぷりでした。絵本を揺らして走らせながら読むと喜びます。

個人的な感想として、はじめにタイトルと表紙の絵を見た時、おでんちゃんでは…？と思ったのですが、実際にどんどこ走るのはお鍋単体で、最後だけお鍋や具材の顔が取れて「おでん、いただきます」と呼び方が変わっている所がシュールでときめきました。12ページの、おなべちゃんとたまごちゃんがにこっとしている表情が可愛くてお気に入りです。手足がやたら人間味があるので、人間、だったのか…？と気になる絵本でした。

群馬県のM様　

おでんの皆にあれこれ言われながらも、おばあちゃんにあつあつのおでんを届けるためにがんばるおなべちゃんがけなげで、おもしろかわいいお話です。

「とっとこ　とんとん」「そろーり　そろそろ」など移動中の擬音もいろいろですが、やっぱりインパクトのある音はタイトルにもなっている「どんどこ」の入るシーンのよう。「どんどこ　どんどん…」とおなべちゃんが走るシーンを読んだあと、子どもが「どんどこ　どんどこ」と言いながらこの本を持って部屋を歩き回る様子がかわいかったです。

おばあちゃんにおでんを届けるお話ですが、絵本のラストとつながった絵柄の裏表紙を見て、子どもが「食べちゃった」と言ってるのもまたしみじみ。移動中はいろいろなトラブルに見舞われてハラハラしますが、最後はおなべちゃんのがんばりが実って、読んでるこちらもほっこり嬉しくなりました。子どももおなべちゃんに寄り添って優しい気持ちで読んでくれたらいいな、と思えるストーリーです。

ちなみに本を読んでしばらくしてから、1歳の子どもも初めてのおでんを経験。食べたことのある子なら、好きな具はこれだね！とか話しながら楽しめると思います。

栃木県のK様　

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