フレーベル恩物特集 「恩物」に歴史あり
大正時代の恩物恩物は、「幼児教育の父」フレーベルによって1838年に考案されました。以来、教育遊具として世界中の子どもたちを支えてきました。
1908年(明治41年)に店名をフレーベル館と改めた当初より、恩物を製作。構成は、現在と違っていました。構成や素材を再考し、技術の進歩による変遷を遂げ、現在の形になっています。
1960年代の恩物
現在の恩物
「さあ、わたしたちの子どもに生きようではないか!」と訳されているフレーベルの有名な言葉です。「子どもの発達段階に即した子どもらしい生活をたいせつに」、「おとなが子どもの視点に立って、子どもと心をつなぎ、ともに社会を作っていこう」という二つの意味が込められています。ここにフレーベルの幼児教育に対する基本的な考えが凝縮されています。子どもたちと遊ぶフレーベル
フレーベルは、世界最初の幼稚園の開設、そして教育遊具「恩物」の創案など、幼児教育の発展に先駆的な役割を果たしました。こうした偉大な業績によって「幼児教育の父」と呼ばれています。
フレーベルが1839年に開設した「幼児、児童のための作業教育所」は、後に「キンダーガルテン」と名付けられ、現在は、「国立ハイデクスブルグ博物館分館」となっています。子どもたちと遊ぶフレーベルフリードリヒ・W・フレーベル
(ドイツ、1782〜1852)
国立ハイデクスブルグ博物館分館
シュワイナーにあるフレーベルの墓碑。
球・円柱・立方体の第二恩物の形をしています。楽しみながら、発見できる教具。フレーベル恩物はこちらです。
第一恩物
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第二恩物
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第三恩物
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第四恩物
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第五恩物
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第六恩物
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第七恩物
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第八恩物
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第九恩物
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第十恩物
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