フレーベルセレクトトイ 特集
動画で紹介♪ フレーベルセレクトトイ
フレーベル セレクトトイとは?
フレーベルセレクトトイは、子どもたちが自分で気づき、考え、創り出せる力を育むために作られた「玩具=学具」です。
幼児教育の父フリードリッヒ・フレーベルの「子どもたちの力を信じ、寄り添う」姿勢を背景に、子どもたちの発達に合わせて、子どもたち自身がものごとや物の関係性に気づき、遊びが発展するように考えつくられています。
子どもたちの遊びは教えるものではなく、子どもたちが自分で創り出すものです。
遊びを創り出す力…すなわち創造力を身につけることを願ってつくられたシリーズです。
※「玩具=学具」 玩具による遊びは、教えられるものではなく、子どもたちが自分で遊びながら学んでいくものであるという考えを表現しています。
フレーベル セレクトトイの特徴
子どもたちが自然に、新たな関係性を見つけ出せるよう、規格を統一してつくられています。そのため、ひとつの
玩具だけでなく、同シリーズの玩具を組み合わせて遊ぶ
ことができます。
ひとつの玩具でも、発達段階に合わせて
さまざまな遊び方ができます。
遊びながら、基本的な形や色の認識ができる
ようにつくられています。
教育遊具「恩物」の考えを基礎にしてつくられています。
すべて日本製。
技術力をいかし、職人の手でていねいにつくっています。

組み合わせて遊べば、楽しさ無限大!!
規格を統一しているから、シリーズで組み合わせて遊ぶことが可能です。
子どものイマジネーションは無限大。
遊びの可能性をどこまでも広げます。
選び方・遊び方
発達マップから、
子どもたちの発達段階を見てください。
目安となる年齢別のセットを構成しています。
玩具選びの参考にしてください。
子どもたちが集中して遊べる適切な環境を
整え、一緒に遊んでください。
子どもたちが集中して遊んでいるときは、手を出さず、口を出さず、子どもたちの気づきを見守ってあげてください。
デザイン監修
童具館
館長 和久洋三先生
子どもは成長と共に、親きょうだいから友だちへと、しだいに多くの人々とのつながりを求めるようになりますが、それに伴ってより多くの情報のつながりも求めるようになります。その情報は言葉であったり、形であったりします。
子どもは一枚の板があればバスやビルや船やまな板に見立てて遊びをつくり出していきますが、これはひとつのものを他の事物に関係づける遊びです。そのためには単純で具体的な意味をもたない抽象形態や幾何形体が適しています。
また子どもはAとBとCのおもちゃがあれば、AとBとCを関係づけて遊ぼうとします。この宇宙に孤立しているものがひとつもないように、おもちゃもひとつのことしかイメージできないものや、他のおもちゃと一緒に遊べないものを与えると、子どもの関係づけようとする意志を失わせてしまいます。関係性をみつけ創り出す力は創造力ですが、それが人間の本質であることは多くの先人が述べています。
“フレーベルセレクトトイ”はその創造力を開発し、万物が相互扶助のもとにつながって成立していることに気づかせ、生かされている命と命の大切さを直観させるものです。そして、それはフリードリッヒ・フレーベルの思想にもとづいたものであります。
発達監修
関東学院大学 教育学部 学部長
教授 土谷みち子先生
子どもたちの健やかな成長は、すべての大人の願いです。モノや活動を与える子育て・教育では、子どもが本来有している「育つ力」は衰退してしまうでしょう。世界ではじめて幼稚園の原型をつくったフリードリッヒ・フレーベルは、子どもと一緒に同じことをして遊び、子ども同士で育つことを願った人です。
このシリーズの「発達マップ」は子どもの遊ぶ姿から考案しました。「モノと出合う」「ヒトとつながる」から始まる子どもの力を発見してみてください。
昨今の赤ちゃん研究では、子どもは胎内にいるときから記憶があり、出生直後も五感が発達していることがわかってきました。大人は一生懸命に子育てをして保育・教育を焦るあまり、子どもに本来備わっている力を忘れているようです。このシリーズの開発チームは、子どもと積み木の出合いから、子どもに内在する力、そして友だちとつながる力を確認しました。もちろん、そこには大人が一緒に遊ぶ、見守る、一緒に楽しむことが大切です。
私たちは子どもに学び、人間本来のもつ力を尊重して、子どもと共に未来を創造していける大人になりたいと思います。
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