「生きる力」を養い体験にむすびつける観察絵本 どきどきいっぱい キンダーブック3 【2022年9月号】 対象年齢:4歳 5歳 6歳ごろ(年中・年長児向け)
探究心を育み、絵本から実体験へ活動を展開できる年長・年中児向けの総合生活絵本です。
◆ 9月号付録 さがせる! みつかる! しぜんずかん ―あき・ふゆ―
◆ 表紙の絵から
うさぎの国にやってきたあおいくんとあかりちゃん。 野原では、うさぎたちがお月見のためにだんごを作っています。 あおいくんたちも、せっせとお手伝い。とても大きなだんごもありますよ! 裏表紙では夜になりお月見の始まりです。 大きなだんごは、お月さまのために作っていたんですね。
しぜん / たいふうが やってきた!
◆ ねらい
台風の発生のメカニズムを追いながら子どもの興味を促していきましょう。
天気予報やニュースで見る台風の衛星写真を掲載しています。 「空から台風を見てみよう」「上から見たらどうなっているかな?」など、 冒険要素を感じられる投げかけからお子さまの意見を引き出してみてください。
台風の発生過程で、海の水から雲が生まれること、 大きくなるにつれて形も変化することなどを具体的に話してみましょう。 南の海でできた雲が、たくさんの雨を降らせることも伝えられるとよいですね。
実際に台風が来たらどのように対処すればよいかを紹介します。 また、困ることだけでなく、自然の恵みとしての台風の存在も伝えてみてください。
しゃかい / せいそういんさん
◆ ねらい
街がきれいに保たれているのは清掃員さんのおかげだということを伝えます。
ふだん過ごしている場所で、どんな物がごみになるのかを話した後、 「ごみが回収されなかったら?」「ごみを増やさないためには?」と SDGsにつながる話題に広げていってもよいですね。
くふう / うさぎを つれもどせ!
◆ ねらい
うさぎたちを集める方法から、知恵や力を合わせれば問題を解決できることに気づかせます。
自由に動く生き物を探す難しさを想像しながら、解決方法を考えましょう。 「高く跳べるかも」「動きが遅いかも」など、逃げたうさぎがどんな性質か 意見を出し合ってから捕まえる方法を考えると、アイデアがたくさん出そうですね。
★ほかに、シール まちをきれいにしよう、けんこうとあんぜん じしんのときは、おはなし ちいちゃんのおてつだい、 ぎょうじ いもほり、などが掲載されています。
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