子どもたちの声の音域を吸音するよう開発した、簡易パーティションです。横につなげることができ、カバーは洗えて清潔です。 材質・仕様／本体：吸音材　カバー：ポリエステル　
　　　　　　脚：ホワイトアッシュ
重量／8.5kg ototoパテーション900　ブルー

いろいろな音があふれる保育室。
子どもにとっても保育者にとっても過ごしやすい空間にしませんか？
静かに絵本が読めるコーナー、集中して遊べるコーナーなど
静かになれる空間づくりをご提案します。

　最近の保育室は、天井も高く、床もフローリングで、とても音が響きやすい環境になってきています。子どもが泣いたり、大きな声で騒いだりすると、その声がいっそう響くような、そんな環境になってきていると言えるでしょう。
　そういう賑やかな中で保育をすると、どうしても一生懸命話さなければいけない、みんなに聞こえるように大きな声で話そうと頑張りすぎて疲れてしまいます。子どもにとっても、できれば静かな環境が用意できるといいでしょう。
監修　前埼玉大学 教育学部 乳幼児教育講座教授　志村洋子先生 　幼稚園・保育所の建物の外観（建築意匠設計）は心を躍らせるようなお洒落なものが多くなってきました。しかし、本来の子どもたちが過ごす環境である保育室は、落ち着いた情緒を培う場所となるよう、快適な環境づくりが必要となります。
　特に、保育室内でメリハリの利いた音環境をつくり出すことは、子どもたちの成長にも大きな影響を与えると考え、室内環境として静けさをつくり出す仕掛けを考えておくことが重要になってきます。
　今や、多くの園児が集い合う保育室では、子どもたちだけでなく、そこで働く先生方にとっても、楽しく音声コミュニケーションが味わえる音環境づくりが課題となっています。建築材料の活用とともに、室内の静けさをつくり出すための家具や遊具の活用、工夫によって、快適な音環境が得られる空間づくりが可能となってきます。 監修　東洋大学 客員研究員・前東洋大学 理工学部 建築学科 講師　藤井弘義先生

●保育室内の音を測定してみると、70〜90dBという数値でした。これは大声での会話やカラオケ、工場の中にずっといるのと同じ音量です。
※フレーベル館検証時数値
●普段しようしている保育室（青線）、そこに吸音体を置いた保育室（赤線）で測定を行いました。普段の保育室に吸音体を置くと、残響時間は教室に推奨される約0.6秒になります。
●子どもの声の音域は「1k〜2kHz」と言われています。特に子どもの声に効果のある素材を探すため、既にある効果のありそうな製品の測定から始まり、試作・検証を重ね一番効果のある素材にたどり着きました。

静かに絵本を読む、集中した遊び、静かな空間でひとりのんびりしたい…そんな子どもの気持ちにこたえる空間をつくります。

乳児クラス向けの高さ60cm、幼児クラス向けには高さ90cm。先生の視認性も考えたサイズです。やわらかい色と、元気な印象の色で、乳児・幼児を色分けしたデザインにしています。

万が一ぶつかったり倒れたりしたときも安全なようにクッション材が入っています。また、乳児がなめてしまっても洗えるので、カバーを清潔に保つことができます。

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