つくろう！エプロンシアターPROJECT　＃12 作っている現場を訪問！(2) ベテランの技術に脱帽！

（続き）◆ 作り手のみなさんにも、インタビュー
――では、「つばめのおうち」オリジナルのエプロンシアターの製作を担ってくださっている現場のみなさんにもインタビューをしましょう！ ――作る過程で、心がけていらっしゃることはありますか？ ミスのないよう、そして、かわいさが伝わるように作ることです！「おべんとう箱」の場合には、私たちも歌を知っているので、楽しく作業しています。 ――苦労されている部分はありますか？ エプロンシアターは、細かいパーツが多いので、慎重にやっています。ミシンをかけるときに大変なのは、やはりカーブがきつめのパーツですね。あとは、違う素材の生地同士を縫い合わせる際には、ずれないように気をつけたり、できるだけほつれが出ないよう丁寧に仕事をするようにしています。

また、糊付けの作業では、糊が大きくはみ出さないように注意しています。黒や色が濃いものに糊を付けるときには、特に目立ちやすいんですよ。また、小さいものだと、つまむのが大変だったりもしますが、はがれないよう大切に扱いながら貼り付けています。 ――うれしいのはどんなときですか？ やはり、かわいいものが完成したとき！
たとえば、この「おにぎり」や「ごぼう」など、中に綿をつめているので、ふっくらと仕上がるよう工夫しています。小さなお子さんにも喜んでいただけるのではないかと思います。

このおにぎりを見てください。「おいしそう〜！」とお子さんが、ついかじってしまいそうになったというエピソードを聞いたことがあるんですよ。 それくらい、ふかふかで、おいしそうに仕上がっていませんか？――エプロンシアターの中で、気に入っているパーツは？ う〜ん。私が好きなのは、このサクランボと、ショウガです。
サクランボは、円状にミシンをかけるのが難しい作業ですし、ひもを取り付けたりと時間もかかります。ショウガは、（きざみしょうがのデザインなので）ハサミを入れて、その後（ゴマのデザイン部分に）玉留めをしたあと、後ろに台を貼り付けてから、さらに面ファスナーを付けるという手間をかけています。どちらも、時間と手間をかけて苦労して作っている分、気に入っているんですよ。 モーターの小さなミシン。小回りが利くので、細かな
パーツ作り用。 モーターの大きなミシン。主に直線が多いものを縫うのに使います。 40年以上使っている大切なミシン。ベテランの縫い子さんの手にかかれば、あっという間に赤いバイアステープが、きれいにエプロンに縫い付けられます。その様子は圧巻です！ ひとつひとつ手で玉留めをしているので、表情豊か。じっと見ていると、なんだか話しかけてきそうなショウガくんたち。◆ ひとつひとつ、丁寧に。手作りのあたたかさが伝わるように。
――最後に一言お願いします！ クオリティーの高さと、かわいらしく作り上げることを意識して、日々がんばっています。 ひとつひとつ丁寧に、でき栄えをチェックしながら作業しています。使っていただくみなさんに、手作りのあたたかさが伝わって、喜んでいただけるとうれしいですね。 ――お忙しいところ、取材にご協力くださりありがとうございました！ おいしそうなおにぎりができていきます。 エプロンシアターを安心して使っていただけるよう、ひとつひとつ、丁寧に検針をしています。 いろんな方の想いがたくさんつまっているこのエプロンシアター。
私たち「つばめのおうち」では、愛情がたっぷりつまったこの商品を、みなさんのお手元に、大切にお届けしたいと思っています。 ※ エプロンシアター販売中のページはこちら。
※「エプロンシアター(第2384104)」は、考案者中谷真弓先生の登録商標です。