つくろう！エプロンシアターPROJECT　＃11 作っている現場を訪問！(1) こんなふうにできあがっていくのですね

「つばめのおうち」オリジナルで作ることになったエプロンシアター「おべんとう箱」。
じつは、日本の職人さんの手によって、手間暇かけて、丁寧に作られているのです。そのエプロンシアターが生まれる現場をぜひとも拝見したい〜！
「つばめのおうち」スタッフＨが、フレーベル館の商品開発担当者Ｔといっしょに、製作まっただ中の作業場を訪問しました！！
ご案内してくださった工場の専務Ｉさんは、テノールの声がすてきな、やさしい男性です。 ◆ Ｉさんに、インタビュー
――本日は、お忙しいところ取材にご協力いただき、本当にありがとうございます！ Ｉさんには、いつも商品の企画段階から、相談にのっていただいていますね。生地の風合いや色についてなど、常に的確なアドバイスやご提案をいただき、頼りにさせていただいています。 ありがとうございます。企画のイメージに合わせ、どうやって商品を実現させるか、知恵を絞っています。工夫やアイディアを一緒に考えて、（エプロンシアター考案者である）中谷真弓先生の理想と、（フレーベル館の）商品開発担当者Ｔさんのこだわりに、できるだけ近づけるようにという思いでやっております。

なかでもやはり、材質選びは大変なところ。生地を切ったり、縫ったり、貼りつけたり…、その用途に合った扱いやすいものを慎重に選んでいます。また、生地を重ねたときに、下の色ができるだけ透けないようにといったところにもこだわっています。 型屋さんに依頼して、作ってもらっている抜き型。
国内の熟練職人さんによって、1枚の板を溶接して作り出される、貴重なもの。 下側部分は、いわゆる「刃物」なので、錆が出たら油でふいたり、切れ味が衰えてきた際には磨ぎ直しをしてもらうそう。
4枚の布を重ねた上に、この抜き型をのせ、金づちでたたけば、4枚一度に布から型を抜くことができる！ ――工場のＩさんとフレーベル館の商品開発担当者Ｔとは、企画・開発段階から、
まさに、二人三脚！Ｉさんのご協力がなければ、商品の販売を実現することはでき
ませんでした！ これからも、どうぞよろしくお願いいたします。 ――それでは、さっそく、エプロンシアターができあがる工程について、
教えてください。 はい、こんなふうにでき上がっていきます。

たくさんの色と素材から、イメージにピッタリ合った生地を選定 デザインに合わせて抜き型を作成 型を使って、パーツを抜き取ったら 裁断、糊付けなど細かな作業が続き… ベテランの職人さんが、
ミシンを使って縫っていきます 本体のエプロンも完成間近！ トートバッグももちろん、縫い付け、印刷を日本国内で行っています 仕上がったら、検針器で安全性を確認 「つばめのおうち」オリジナルエプロンシアター「おべんとう箱」ができるまで

帆布で作るバッグは、袋状に縫う前に、赤い持ち手を付けています。バッグの形ができたら、かわいいつばめを印刷して完成！「つばめのおうち」オリジナルトートバッグ 内側をのぞくと、赤い糸の
ステッチが見えるのが
商品開発者のこだわりポイントです♪ もちろんこちらも日本製！ ――なるほど〜！大きな布からだんだんと商品ができあがっていく様子は、見ていてワクワクしますね。 ◆ 出荷時は、わが子が巣立つ時のような気持ちに
――商品ができあがって、出荷されるときには、どのような心境でしょう。 かわいいわが子が巣立つ時のような気持ちですね。
「このエプロンシアターをかわいがってあげてください。」
「子どもたちによいお話をぜひ伝えてください。」という気持ちを込めて、送り出しています。 次回、作り手のみなさんにもインタビュー！ ※ エプロンシアター販売中のページはこちら。
※「エプロンシアター(第2384104)」は、考案者中谷真弓先生の登録商標です。