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つくろう!エプロンシアターPROJECT #6 中谷真弓先生に聞きました! 初心者の方へのアドバイス

つくろう!エプロンシアターPROJECT #6 中谷真弓先生に聞きました! 初心者の方へのアドバイス

つくろう!エプロンシアターPROJECT #6 中谷真弓先生に聞きました! 初心者の方へのアドバイス

エプロンシアターインタビュー 前回の続き 初めて演じるのだったら
――初心者の方におすすめのエプロンシアターはありますか? 初めて演じるのだったら、ストーリーが繰り返しになっている単純なものや、子どもたちが知っている歌に合わせて演じるようなものがおすすめ。もし自分自身でセリフをいうのを「ちょっと大変だな」と感じるようだったら、「みんなでいっしょに歌ってみよう!」ってみんなで歌いながらパーツを「あれ、どこかな?」と取り出してみるだけでも、子どもたちは十分見てくれる。だから、よどみなくツルツル演じるのが必ずしもいいものではなくて、たとえ「えー」とつかえたり、小さいパーツがなかなか取り出せなかったときでも、(ひょうきんに)「あれ〜っ、なんだったかな〜??」「なにが出てくるかな〜」「おやおやおや〜?」など言葉でつなぎながら続ければ、大丈夫ですよ。――間も楽しみながら、演じ手が焦らずやることが大切なのですね。 そうそう。でも、「焦らない」っていうのは簡単だけれど、ちゃんと「こういうふうにする」という手順が自分の頭の中に入っていないとね。だから、ストーリーを覚えることばかり考えていると、「よどみなくセリフをいわないと、次の言葉が出てこない」、もしつかえちゃったら、「えーっと。最初から…」となってしまう。それはだめなのよね。つかえちゃっても、そこを何かでつなげながら、次のストーリーにつなげていくことができるのが一番です。
――丸暗記するのではなく、自分のものにして流れをつかむのが大事なのですね。 そう、だから、(エプロンシアター初心者の方にとって)ストーリーが最初からあまりにしっかりと決まっているものは、きちんと覚えないといけないから難しいのよね。たとえば、桃太郎のお話は、どうしたって、いぬ・さる・きじが出てきて、鬼と戦う…って流れが決まっていますよね。それを違えるわけにはいかないもの。 だから、はじめは、くりかえしのものや、起承転結くらいの簡単なストーリーのものがいいと思います。
――練習するときに重要なことはありますか? 自分ではちゃんとやっているつもりでも、遠くから見ると「あれ?」ということがある。パーツを付ける位置や顔の表情など、練習を誰かに見てもらってアドバイスをもらうことはとってもいいですね。
子どもたちは失敗だと気づかない
――中谷先生も失敗された経験はありますか? 子どもの前では、あまり失敗ってないの。こちらが焦ったりしなければ、子どもたちは失敗って気づかない。エプロンシアター、それぞれにストーリーはもちろん決まっているのですけど、「子どもがこういうふうになっているときに、ここで何をいったらぐっと集中するだろうか?」ということをあらかじめ考えておくのがポイントだと思うのです。 たとえば、手がすべって人形を落としたりしますよね。でも、子どもは「あ、落としたな」とは思うけれど、別に騒がず見ているのね。深刻に考えてしまうと「どうしよう」と不安に思うかもしれないところ。でも、こちらが顔色も変えずに何気なく拾ってお話を続ければ、何の問題もないんですよね。 大きな声で「エプロンシアター、はじまり、はじまり〜!」
――「緊張してしまいます」という方へのアドバイス。 あがり症の人もいますしね。みんな誰でも緊張するかとは思います。私もね、やっぱり緊張するんだけど。一番はじめに、大きな声で「エプロンシアター、はじまり、はじまり〜!」っていってしまえば、自分に喝が入るっていうのかしらね、だって、自分の問題だから。さあ、それが効くかどうかわからないけど、試してみてください。

それに、最初から不安に思って小さい声になると、どんどん子どもが騒がしくなって、「もうどうしようもありません(涙)」ってなっちゃうじゃない。だから、最初に「エプロンシアター、はじまり、はじまり〜!」って自分で拍手して、「何かはじまるな」って子どもたちに注目してもらう。こういうふうに、自分自身の気持ちをもっていくことが大事かな。

演じる前の練習では、歌と同じで、自分では「いいつもり、ちゃんとつけているつもり」っていうときでも、向こうから見たときは違いがあるんですよ。だからほかの人が演じているのを見るとすごく勉強になると思います。
――中谷先生の講習会でも二人ペアでやってみていますよね。 そう。自分では、エプロンシアターを上から見て、演じるだけで一生懸命になっているのだけどね、ものによっては「やっぱりここにつけたほうがいい」っていうのもあって。それが自分自身だと案外わからないのですよね。
――鏡の前で練習するというのはどうでしょうか? 鏡の前でもいいけど、どちらかというと、人に見てもらうのがいいですね。「あそこをもっと大きな声でいったほうがいい」「人形がすごく変なところについていたよ」といろいろなアドバイスをもらえるから。
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※「エプロンシアター(第2384104)」は、考案者中谷真弓先生の登録商標です。

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